2014年10月5日日曜日

2014.08, 09

ギャラリーとかも行ったけど、色々忘れてしまって備忘録的に。


イアン・ウー 「The Difference Between Your Mountain and My Couch」


とっても良かった。ネットで観るのとは全然違う印象。
(といってももう朧気にしか記憶してないんだけど)迫力があってかっこ良かったな。

画像検索に出てくる人がIan wooだとしたら、水口くんに似てるよね。ちょっとだけ。


美少女の美術史


I love 青森県美で、帰省の時に観た展示。良くって図録買ったー。


戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家



最終日に滑りこみ。図録は売り切れ、会場もたくさんのひとで賑わっていてびっくり。
展示は複数の名作住居建築についての紹介テキスト、写真、模型、図面、それにインタビューや住居の紹介動画。
紹介テキストや動画で、展示住居建築のコンセプトや建築家自身の考え方が垣間見えてよかった。
(じゃなきゃ建築学生向けの学問展示だなこりゃ)


住居という建築物に対する考え方を本人が述べていたり、子孫や住んでいる人によって伝えられていたり、
戦後から高度経済成長期を迎えた当時の日本のこれからの都市と住居のあり方をお話していたり、、、

写真や模型を観ただけじゃちっとも理解できない私が建築の特徴をぴたっと理解できた上に
建築家の熱、気持ちとか夢とか聞いていて、こっちまでぐっとあつくなっちゃったよ。

個人的に好きなのは菊竹清訓の「スカイハウス」だけど、
伊東豊雄の「中野本町の家」の私的なエピソードとその造形の美しさには涙が出たし、
増沢洵の「コアのあるH氏のすまい」のシンプル美にうっとりした。
知らない建築もあって発見が多かったのも楽しかったなー。

そういえばヘヴンリーハウス シリーズはそういえば続いているのかな、と調べたところ4巻で終わっちゃってたのね。
好きだったので残念。全部持ってるよ!また作ってほしい!


この展示の図録も再販狙って購入するぞ。



フィオナ・タン まなざしの詩学


フィオナ・タン大好き。なめらかで美しい映像、ふとカチッと違和感みたいのが走って、
見終えたときには全部すーっと心身に沁みてく感じ?(曖昧すぎてわけわからない)
これは「Rise and Fall」や「Cloud Island」を観て感じた印象。

でもシアタールームで上映されてた作品なー、、うーん、、
2作品とも思いが強いのはビンビン伝わるんだけど、みていて退屈だったなー、、、
私の感受性とか、知識の乏しさによるものなんだろうなーと思うんだけど。それでも理解しようと観ていたけども、つまんなかった。
けれど私的なもの含めて初期の作品群を評価したひとたちがいて、それでフィオナが(ミーハーな私のすきな)Rise and Fallを作成したんだもんね。
とか考えながらみてしもた。。寝て起きたらひねくれ性格なおらないかな。
上階の展示室の映像はどれもすきで、それはただただ美しくてうっとりぼーっと鑑賞していても満足できるからなのかも。
個人的に好きな美術というものがわかってかつなんだか自分の器の小ささを再認識した展示だった。フィオナ関係ないやんけ・・・