2014年2月18日火曜日

2014.01

あけましておめでとうございます!
今年は学生時代の自分に戻って、勤勉に過ごそうという気持ちです。input & output。



クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美


クリーブランド美術館の日本美術コレクションが来日。
トーハクの平成館の第1、2室での展示となっていて、平成館まるごとだと思ってたのでびっくり。
入館料安いからあれとは思ったんだけどこういうことなのね。人間国宝展は行かなかったんだけど共通券にしても良かったかな。

薄図屏風が良かった。地味だけど!なんか雰囲気は鈴木其一。あんな端正さはないけど宇宙感が・・。
これは和歌の色紙を貼ってた台紙的な屏風らしく、なのでこういう(地味な)装飾になったんだろうなーとも思うんだけど
そうでなくてもこの屏風だけでもいいですね。なんかいい。秋草のしなだれた描写好きです。
色も綺麗な緑で、穂はほとんど目立たない程度に少し。

渡辺始興の燕子花は茎が描かれず水面から葉と花だけがぷっかり出ているような作品で、どことなく奇妙。
しかし細部が美しい。花びらの折り返しやすらりと伸びた葉先ものびやか。
ど迫力の光琳作品に比べると余白がだいぶ多く、また描写の端正さもあって上品に感じる。

屏風の上下で金銀に分かれた呉春の青天七十二芙蓉図は居間に置きたいモダンな作品。
箔のうえにきれいに墨がのってた(ような記憶が)。これと、横に花器なんか置いたら部屋がいっきに華やかになりそう。素敵。

帰り際、本館もゆっくり鑑賞。


七十一番職人歌合絵巻の模本。楽しい絵。


ずっと梅が描きたいと思っていたので参考に。
やっぱりうねる幹とすっとのびる枝、みたいなふうに描きたいなあ。
景観としてじゃなくて梅メインに感じ良く描けたらいいけど。



日本美術院再興100年 特別展『世紀の日本画』


世紀の日本画!
日本美術院の再興からちょうど100年を記念して近代日本画の巨匠たちをふりかえる展示とのことで、なるほどね。
近代日本画だと鏑木清方や吉川霊華みたいな線画の美しいひとや、村上華岳のようなゆらゆらしたひとが好き。

で、今回来てわかった。私は日本美術院のひとの作品が好きじゃない。
惚れ惚れするほど上手なんだけど、どうもいまいち、、と思っていたひとの共通点はこれかーとひとり納得。納得?



国宝みうらじゅん いやげ物展 in TOKYO


パルコミュージアムにていやげもの展〜♬最高に笑いました。
ダッチワイフを隣に並べてみうらじゅんがいやげものに語る映像がとっても面白かったし、長くて大満足。
この展示のあとに旅行先でいつもは入らないお土産屋さん入ってあったあったーwってひとりで笑ったり。。
あとひく楽しい展示。もっかい見たい!


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