2013年11月30日土曜日

箱根

箱根へ行ってきました。




残高ほぼゼロの有給を消費しての勇気ある旅!
夢があります。




数年ぶりの箱根駅。行きのロマンスカーは満席、平日なのにすごい。





登山バスで椿山荘へ。お蕎麦屋さんです、道の混雑とバスの遅れで1時間くらいかかって行ったものの予約で満席とのことで入れず・・!
秋の箱根をなめきってました、、平日でも予約必須のようです。







までもお店までの道のりで紅葉楽しめて良かった、と、気をとりなおして岡田美術館。
今回の最大の目的です、開館記念で日本・東洋美術の展示をやってる。

カフェラテ飲んで一休憩。美術館の裏には庭園があり、そこの入口に休憩スペースがありました。
建物自体は古いものらしいのだけど内装は綺麗に整えられていて木の良いにおい。広い掘りごたつのスペースでゆっくり休めます。





岡田美術館!ひろびろとした館内に、ゆったりとスペースを設けて展示されていてとても良かった。
展示品の解説にはタブレット。全てではなくて注目作品?とかにぽつりぽつりと備えつけてある。

1階に東洋美術、2階に日本の陶磁器、3階には絵画で屏風絵から掛け軸など、
4階には琳派の作品もまだまだありつつ近代日本画も、5階には仏教美術が少し。
3階、入口すぐに狩野派と長谷川派の屏風絵を対面させた展示。良いですね。その後若冲や蕭白、池大雅など京画壇の作品が並ぶ。
琳派は素晴らしい作品がずらり。チケットにもなっている光琳の菊図屏風の美しいこと。
墨と緑青を効果的に用いて葉が描かれ、葉脈は金っぽかったかな?間をもたせてぱっとひらく菊がとても上品。
其一の端正な花々もぐっと惹かれる美しさ。浮世絵から近代絵画までどれも良い作品ばかりで満足、村上華岳は病的だった。

しかしこのコレクションはすごい。小さなトーハクのようなボリュームで、ゆったりと鑑賞できるので入館料2800円もアリかなと思える。





バスのタイミングがあわず、、タクシーでホテルへ。でも翌日の混雑ぶりを見る限り正解だった感じ、、
強羅からのケーブルカー、大行列でした。

今回はコンラッドに宿泊。昼食をとっていなくておなかすいてたのでラウンジでコールドカットプレート。
箱根のコンラッドは宿泊者のフリードリンクがあるのでビールは無料!




ペロリ。パテが美味しかったなー。








夕食はお寿司のコースを。こちらはまあまあでした!

食後に温泉にたっぷりつかって就寝。広いお風呂は気持ちよいなー。




朝食。ハムも野菜も美味しい!






クリスマスイベント?で、館内に隠れた鳥を数えて正解すると景品がもらえるとのこと。
食後にホテルをうろうろしながら鳥を探す旅へ、、

結局数は足りなくて、参加賞で箱根グッズをいただきました。




ケーブルカーで上へ。






ロープウェイでさらに上へ、快晴で景色がきれい。





大涌谷で黒たまご。1個食べると7年長生きできるそうです、、







近くまで登ってみました。ゆるやかな傾斜ながらひいひい言ってた。つらい。




降りたところでもつ煮込みと地ビール。牛モツたっぷり。ちょっとしょっぱかったけどビールにあいます。






強羅まで戻り、ポーラ美術館へ。
モネの展示。庭園の紅葉も綺麗で良い美術館でした。





帰りがけ、湯本駅近くでお蕎麦。そうめんみたいに細くてつるつるしこしこ。
駅近で美味しいお蕎麦食べれるの嬉しい!かまぼことっても美味しかったので近くのお店で焼蒲鉾お土産に買いました。


最近ちょっと仕事が忙しかったのでリフレッシュできた!
おやすみいただきありがとうございました。


2013年11月4日月曜日

2013.07, 08, 09, 10

月記すら続かないひと。
暑すぎてじっと家にいるような夏だった。秋まで続いたのか。美味しいごはんたくさん食べた。



Wild, Passionate and Sticky Things 京都美術の130年


これとっても良かったです。




谷澤紗和子×土田麦僊のやわらかくて暖かくてぬめっとしてる、胎内っぽい作品がとっても気持ちよかったな。



とげとげしいとか、意味深なふうとか、現代アートを観るとつかれるなあと思うことが多くなってきてて、
なんというか純粋に、すっと入ってきて気持ちいいとか楽しいとか、そもそも美しいとか
そういうのを求めているんだけど、この谷澤さんの作品はそれにかちりとはまった感じで本当に良かった。
美術館やギャラリーのなかでぼーっとしてしまう体験はひさしぶりで、うるさいようだけどとても気持ちよかった。



曼荼羅展 宇宙は神仏で充満する!


神仏降臨してたっぽくて奇声あげてるおばさんいて不快だった。うるさいよ・・・・。

展示はとてもおもしろかった。曼荼羅は美しいし、説明も丁寧で理解が深まって満足できる。
神仏様々な曼荼羅をずらりと観ていくとなんとなく体系的に理解できた雰囲気もあって嬉しいです。



LOVE展


想像してたのと全然違った。
初音ミクがいるというのはなんかで見て、だから勝手にメディアアートで描く現代の愛的な展示想像してた。



草間彌生の作品は写真オーケー。にょきにょきしてて気持ち悪かった。


やくしまるえつこのやつおもしろかったな。こどもが「ドラえもん」て言ったら、字面もそのままに歌ってて驚いた。
浅田家の写真もあった。いいなあ。

全体的に雑多な展示だったけど、さくさく観るには楽しめた。




しかし観にいってない展示多すぎ・・。
めちゃ楽しみにしてた谷文晁も、竹内栖鳳も、大妖怪展も、あれもこれもどれも観にいかなかった。
夏に良い展示もってくるのつらいな、、毎年行き逃してばっかりだ、、

夜間開館してほしいなあ・・・・・・・・・・・・・・