2012年3月25日日曜日

六本木アートナイト

六本木アートナイトへ行って、酒を飲んできました。


すっごいひと、の多さ。展示でも人ごみとあらば出てしまう自分には衝撃だったけど、
なんか六本木アートナイトって鑑賞というよりお祭りな感じなのか。
初めて行ったもので連れてってくれた友人に身を委ねて、ふらふらしてた。なるほどとか思ってた。



草間さんの詩の朗読を聴いて、チームラボのふわふわを見たあとは駆け足でミッドへ。


ヒルズにくらべてすかすかなミッドタウン。
アリーナのイベントの影響力すごい、ミッド地下通路に点々と作品が展示されてあったけど、
見逃しそうなほどに自然でちょっと勿体無い感じ。屋外にぽつんと置いてマップ記載したほうが面白い気が。(素人意見)



草間さんのは、ここがとってもよかったなー。大きなやよいちゃんも、定番のかぼちゃも素敵だったけど
あの浮いてるような雰囲気が格別によかった。下が芝生とか、なんか嘘みたいで



国立新美術館、かぼちゃと茶室。こんな、基盤のようなものを茶室といってしまうのだからニクい。


そんなこんなで早々にくさまマフラーを得る。終電ンときまだ残ってたし、全然焦る必要なかったっぽいけど。


ヒルズアリーナに戻ってきのこの人達を拝見、音楽かっこうよかったけどダンスは全然見えなくて、
屋台でビールを飲もうと退散。



焼きそばに並んだらちょうどきれたとかで10分ほど待ち、とのこと
友達が長蛇の列に並んでたし別によくて並んでてでもビール飲みたいのでくださいと言ったらサービスしてくれた。


底冷えしたのでホットワインをテイクアウトして近くのギャラリーへ。
MOMOとWAKOと禅とOTAあたりをふらふら。22時までやってるのありがたいです。
中でもWAKOの展示が素晴らしかったな。デュマスがよぎる人物画と相反して原爆の絵はパステルカラーの水彩画。
あの奇妙さにぞっとするし、それを多角的に冷静に見て描く様を想像してうわーと。思わずカタログ購入。
今度、歯医者帰りにもっかいいこっと。



禅で見たパフォーマンスもよかった。やっぱこのへんのギャラリー好き。



水玉カフェをやりすごして再度国立新美へ。無料展示をみた。そのあとは十番でとっぷり飲んで帰宅。
飲み屋で見逃しまくってた事に気づいた。なにやってんだ。

2012年3月3日土曜日

2012.02

展示鑑賞ログをつけなかったせいで2月中に月記がかけなかった。
2月は誕生月だったのでちょっと豪快に生きた。
派手に金を使う、身分も知らず そういうのもたまにはいいと思う。


美術館

京都 細見美術館展 PartⅠ 都の遊び・王朝の美 -美を愛でる、京を知る-

細見美術館の出張展示。
細見美術館の、気品に溢れたコレクションは素敵だな
愛嬌ある作品も多いしいつの展示を見てもいいのだよ
と、ほやほや照り顔で楽しく鑑賞できました。すいていてじっくり見れたのも嬉しい。

とりあえず、小沢華獄の蝶々踊図屏風がすごいインパクト。


展示タイトルどおりに優美な世界。きらびやか。
光悦書・宗達下絵の作品が3点ほど。この展示のメインはこれだったような、
素敵な工芸品・屏風・絵画・・・あったけれど、一番印象に残ってる。

後半には琳派や応挙、若冲の作品が並んでいた。応挙の鳥かわいい!
このへんはパートツーで人気作家をこってり濃く展示しそうかな、混みそう。
今回は鈴木其一や細見らしく神坂雪佳の作品が多かった。
鈴木さん、私は好きです。モダンで洗練された作品、きっちり仕事するみたいな印象。


大阪市立東洋陶磁美術館コレクション 悠久の光彩 東洋陶磁の美

東洋陶磁美術館の出張。これは、ほんとうに、絶対行くべき素晴らしい展示。
陶磁のいろは、オタカラ作品、とにかく濃ゆくて衝撃体験。



青磁の、その中でもよいものは、ねっとりととろみのある質感があり
あれをそばに置いて愛でたくなる気持ちもわかるよな。吸いよせられるような魅力がある。
先週の平清盛で青磁のお皿のくだりがあったけど、身分関係なくみんなうっとりしたんだろう。
あの器の色もきれいだったね。